Service
フィットテスト
呼吸用保護具
フィットテスト
マスクの密着性を実使用条件で確認し、選定した呼吸用保護具が作業者の顔に適合しているかを評価します。着用指導・事前点検、試験の実施、結果の記録までを一体でサポート。現場の作業内容や機種に合わせて適切な試験手順と判定基準を設定し、日常の安全管理に生かせる形で提供します。
主な対象現場・作業例
| 対象作業 | 主な現場・業種 |
| 溶接ヒューム作業 | 金属加工、造船、建設現場など |
| 有機溶剤・化学薬品取扱い | 塗装、洗浄、化学製造・研究施設など |
| 粉じん・鉱じん作業 | 研磨、鋳造、製材、採掘など |
フィットテストが求められる背景
特に溶接ヒュームや特定化学物質を扱う作業現場では、呼吸用保護具の着用が義務付けられており、「特定化学物質障害予防規則」により年1回以上の定期的なフィットテストの実施が必要です。
これは、作業者の健康被害防止と企業の法令遵守の両面から極めて重要な対策です。
フィットテストの種類と内容
- 定量的フィットテスト（Quantitative） … 微粒子カウンター等を使用し、漏れ率を数値で測定・評価。
- 定性的フィットテスト（Qualitative） … 臭気・味覚試験などを用いて、マスクからの漏れ有無を確認。
現場の状況や法令要件に応じて、適切な測定方法を選定します。特定化学物質に関連する作業では、定量的フィットテストが推奨されています。
フィットテストの実施手順
- お問い合わせ・対象作業のヒアリング
- 対象マスク・人数・実施日程の確認
- 測定機器の設置・フィットテストの実施（1名あたり15〜30分）
- 結果の解析・合否判定
- 改善提案・再測定（必要に応じて）
当社サービスの特長
- 労働安全衛生法・特化則に準拠した正確な評価
- 定量・定性どちらの方法にも対応（現場条件に応じた最適な測定を提案）
- 作業者ごとの結果を一覧化し、改善点や装着指導もサポート
- 複数事業所・年次契約・新規導入時の一括測定にも対応
よくあるご質問
- Q. フィットテストは毎年必要ですか？
A. はい。特定化学物質障害予防規則では、少なくとも年1回の定期的なフィットテストの実施が義務付けられています。また、マスクの種類や顔の形状が変わった場合にも再実施が推奨されます。
- Q. 合格できなかった場合はどうなりますか？
A. 適切なサイズ・形状のマスクに変更したり、装着手順の改善を行うことで密着性を確保できます。当社では合否判定後に具体的な改善アドバイスも行います。
健康被害防止と法令遵守のために
フィットテストは、作業者の命と健康を守る最前線の安全対策です。
環境未来株式会社では、経験豊富な専門スタッフによる正確な評価と、現場に即した改善提案で、貴社のリスク低減と法令対応をしっかりとサポートいたします。